自然素材の家専門 野沢建築

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自然素材=高いって本当?

こんにちは!
本物の自然素材をつかって「暮らし」「素材」から考える家づくりをしている、
静岡県浜松市 株式会社野沢建築、野沢理(おさむ)です。

自然素材は高いってどこまでが本当のこと?

自然素材

皆さんのなかにも「自然素材=高い」というイメージを
抱かれている方がいると思います。

確かに、健康や自然素材ブームで、イメージが優先し、
農作物は無添加、衣服も無添加、何から何まで自然素材!
この業界に限らず、「自然素材=高い」というのが、
当たり前のようになっています。

でも、自然素材って本当に高いの??

住宅においての自然素材とは、
「無垢材」や「珪藻土(けいそうど)、漆喰(しっくい)などの塗り壁」に当たります。

ベニアを貼り合わせた「合板のフローリング」や
塩化ビニル製の「クロス」などの新建材に比べたら、
自然素材は材料費も高いし、施工の手間も余計にかかってしまいます。

結果、やはり割高になります!

ただし、これには注意が必要です!

一見すると安い「合板フローリング」ですが、
自然素材に比べると寿命は短く、10~15年位で、
表面の板がめくれてくることがあります。
物を落として傷がついたり、シートがはがれたりしたときの
補修方法は、業者を呼んで大掛かりな補修工事か、
または、床材の貼り替えとなります。

これは、塩化ビニル製の「クロス」も同じで、
自然素材に比べると寿命は短く、10~15年位などで変色し、
はがれてくることがあります。
やはり、内装業者によるクロスの貼り替えが必要となります。

その点、自然素材は、
「無垢材」の場合、耐久年数は50年、100年と言っても
過言ではないと思います。
昔ながらの住宅の床板を思い出してください。

傷や汚れがつけば、削る、磨くなど、
相当深い傷ではなければほぼ元通り!
すべて本物の木でできている「無垢材」ならではです!!

また、「珪藻土(けいそうど)などの塗り壁材」も、
静電気が発生しにくく、汚れが付着しにくいですし、
細かな傷であれば自分で補修もできます!

新建材は、
「施工した時が最高の状態」、「経年劣化」、

自然素材は、
「施工した時がスタート」、「経年美化」だと思います。

野沢建築も、
住宅は完成お引渡しがゴールではなく、
完成お引渡しがスタートだと考えています!
自然素材と同じです!!

新築後10年~15年で最初のメンテナンス時期が来て、
その後も長く持たせるためには、
長期的なメンテナンスは必要となってきます。

そんな時、自然素材で「経年美化」を楽しみながら、

「この傷はあの時の・・・」

傷も味や思い出になる無垢材をオススメします。

健康についても考える必要があると思います。

前回の弊社社長ブログ、
「あなたの家の住環境は自然素材?」にも記載してありますが、
新建材には、シックハウス、アトピー、喘息などの原因物質が
含まれている場合があります。

わたし自身もアレルギー体質で、
新建材の家づくりをして、アレルギーにより辛い体験もしました。

健康がやはり一番の基本です。
健康であるからいつもの生活ができる。
そんな健康な生活を送るためには、
生活の基本である家が健康である必要があると思います。
健康はお金では買えません!!

「自然素材は高い?」

お金の価値観は人にそれぞれ違います。
永く愛着を持って暮らしていく家。
健康に配慮し、安心、安全に暮らせる家

ここに価値をみいだせないのであれば、
やはり「自然素材=高い」となってしまうかもしれません。

自然素材の家づくりで、笑顔あふれる暮らしを迎えたい方。
新建材との差額で考えれば、自然素材を使っていただくことができます。
そんな家づくりのサポートができればと思っております。

野沢建築は、自然素材をふんだんにつかって、
笑顔のある暮らしを創る、創業83年の地域密着工務店です。

親(父)、子(私)、叔父と大工職人2人の小さな工務店です。
一軒一軒丁寧に、情熱を持って仕事をしています!
こんな私たちで何かお役にたてることがありましたら、ご相談ください。お問い合わせはこちら

著者:野沢理

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