自然素材の家専門 野沢建築

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『型』が『個性』を際立たせる!

コロナの影響で仕事のやり方を変えていかなくてはいけないのか
日々考えています。
在宅勤務と言われてますが、つくってナンボの建築業界。
打合せや現場確認が、パソコンだけでできてしまう時代が
くるんですかね?

野沢建築で現場監督をしている山内真一です。

現在野沢建築では、木造住宅をメインに施工させてもらっています。
基礎工事、大工工事、板金工事、左官工事、電気工事など
いろいろな工程を経て家作りが成り立っています。
主となる所は、やはり大工工事になりますかね。

『型』をつくる

住宅の仕様ってありますよね。
床は無垢板、壁はクロス、キッチンは人口大理石などの決まりごとがあって成り立っています。
大体6割の仕様が決まっているのですが、残り4割が明確になっていないグレーな部分になります。

大工さんの経験や知識で補われているのが事実です。
全体の仕上がりの違いがあったり工程の進みの違いにも出てくるのも
明確ではない仕様が原因なのかなと思います。

明確じゃないと選択になり、そこから迷いに繋がり
決断までに時間がかかります。
明確ではない4割部分の仕事の型をつくったらどうなる?

『型』にハマるなら個性を殺す

型が出来たら仕事の効率は良くなります。
選択や決断をして仕事しなくてもよくなるので効率は上がります。

ムリ、ムダ、ムラがなくなります。
仕事ができる人や段取りが良い人ほど無意識にこなしていますよね。

『型』にハマる大切さ

効率が上がるパターンが出来てきます。
仕事が出来る人は例外なく効率が上がるパターンに自分をあてはめられているんですよね。
ですが型にハマっていると邪魔をしてくるものがいるんですよ。

『個性』という邪魔者が。

“殺す”と表現は適切ではないかもしれません。

しかし“殺す”くらいの気持ちがないと個性というものは思わず表れてしまうのが人間です。

まとめです。

『効率を上げる型』にハマるときは
個性を殺して型にハマる!

個性は型にハマるときには邪魔な存在です。
個性が現れたら型が崩れます。

ホント意識していないと個性って表れてしまうものなので
細心の注意で型にハマりましょう。
型をつくるって大切ですね。

とは言いつつも、
物づくりはいろいろな思いを込めて作ります。
型にハマっているだけでは“無機質なもの”しかできなくなっていきます。

出る杭は打たれるではないですが
とんがってるくらいの個性があっても楽しいと思います。
ありきたりでは満足できないですよね。

決まった『型』があるからこそ
『個性』が際立ってきて
より楽しく満足してもらえるものづくりが
出来ると思っています。

著者:山内真一

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