
こんにちは!
自らの経験を元に『体の健康』『お金の健康』を大切にしている、
静岡県浜松市 創業100年 株式会社野沢建築 4代目代表取締役 野沢理(おさむ)です。
今日は、「気密測定とは何か」について、できるだけわかりやすくお伝えします。
「高気密の家って、どうやって証明するの?」
「C値って聞くけど、何を測っているの?」
「カタログの数字と、実際の家は同じなの?」
こういったご質問を、相談会でよくいただきます。
気密測定とは何か
気密測定とは、家にどれくらいの「すき間」があるかを、専用の機械で実際に測ることです。
家は、たくさんの部材を組み合わせて造られます。
どんなに丁寧に造っても、わずかなすき間が生まれます。
そのすき間の合計が、どれくらいの大きさなのか。
それを数値で「見える化」するのが、気密測定です。
測定は「JIS A2201(送風機による住宅等の気密性能試験方法)」という、国の規格に基づいて行われます。
感覚や見た目ではなく、決められた方法で客観的に測る。
これが気密測定の大前提です。

C値とは何を表す数字か
気密測定で算出されるのが「C値(しーち)」です。
C値は、家全体のすき間の合計面積を、延べ床面積で割った数値です。
単位は「cm²/m²」。
簡単に言うと、「家1平方メートルあたり、何cm²のすき間があるか」を表します。
数字が小さいほど、すき間が少なく、気密性が高い家ということになります。
野沢建築では、C値0.5以下を標準としています。
正直にお伝えすると、この「0.5以下」という数字には根拠があります。
C値が大きい(すき間が多い)家では、せっかく計画した換気が正しく機能しません。
給気口から入るはずの空気が、あちこちのすき間から漏れてしまうからです。
気密は、断熱や換気の効果を支える「土台」になる性能なのです。
気密測定はどうやって行うのか
気密測定は、おおよそ次の手順で行われます。
まず、測定器を窓に設置します。
次に、換気口など意図的に開いている穴を、すべて目張りして塞ぎます。
そして、送風機で室内の空気を外に吸い出し、室内と室外の気圧差をつくります。
このとき、どれくらいの風量で気圧差が生まれたかを測ることで、家全体のすき間の量を割り出します。
測定にはルールがあります。
たとえば、屋外の風速が強いと正確に測れないため、一定の風速以下でなければ測定できません。
測定のタイミングは、断熱・気密工事が終わった段階の「中間測定」。
ここで問題が見つかれば、壁を塞ぐ前に補修できます。

なぜ全棟測定・数値公開にこだわるのか
正直にお伝えします。
「高気密・高断熱」という言葉は、どの会社でも使えます。
でも、その言葉を数字で証明している会社は、実はそれほど多くありません。
なかには、モデルハウスや一部の家だけ測定して、「うちは高気密です」と説明する会社もあります。
野沢建築は、すべての家で気密測定を行い、その数値をお客様にお見せしています。
なぜ全棟なのか。
気密性能は、設計図の上では決まりません。
現場で、職人が一つひとつ丁寧にすき間を処理して、初めて生まれる性能だからです。
同じ設計でも、施工の精度で数値は変わります。
だからこそ、一棟一棟、実際に測る。
施工品質は第三者評価機関(ネクストステージ)の審査で全国1位をいただいていますが、その評価に甘えず、毎回数字で自分たちの仕事を確認しています。
数字は、ごまかせません。
だからこそ、数字で証明する。
これが、野沢建築の気密へのこだわりです。
→ [野沢建築の性能・仕様について詳しくはこちら]
→ [施工事例はこちら]
まとめ
① 気密測定とは、家のすき間の量を専用機械で測ること(JIS規格に基づく)
② C値は「1平方メートルあたりのすき間面積」。小さいほど高気密
③ 測定は中間時に実施。屋外の風が強いと測定できない
④ 気密は換気・断熱の効果を支える土台。設計でなく施工の精度で決まる
⑤ 野沢建築は全棟測定・数値公開。数字はごまかせないから数字で証明する

「実際の気密性能の数字を見てみたい」
そんな方は、ぜひ一度お話ししましょう。
