皆様、こんにちは!工務部の松島です。
現場監督という仕事をしていて、何度経験しても胸がいっぱいになる日があります。それが、お施主様に完成した住まいをお渡しする「お引渡し」の日です。
何よりうれしいのは、お客様の喜ぶ顔
家づくりは、基礎から始まって上棟、造作、仕上げと、たくさんの職人さんの手を経て、長い時間をかけて一棟をつくり上げていきます。図面の上で何度も打ち合わせを重ね、時には悩みながら、みんなで一生懸命に形にしてきたもの。
その住まいを、完成した姿でお施主様が初めてご覧になった瞬間。「わぁ、すごい!」「本当にこの家が建ったんですね」──そう言って顔をほころばせてくださる。私にとって、この瞬間こそが何よりの報酬です。一生懸命つくり上げてきたものを、お客様が目にして心から喜んでくださる。これ以上にうれしいことはありません。
天井に広がる光の陰影に、思わず足が止まった

お引渡しを迎えたある現場で、思わず立ち止まって写真を撮ってしまった一枚があります。お施主様が選ばれた、球体のペンダントライト。細い繊維で編み込まれたシェードに灯りがともると、その光が天井いっぱいに、繊細な陰影を描き出していました。
グレーの石目調カウンターに、ステンレスのシンク。落ち着いたキッチンに、あたたかな光の模様がふわりと重なる。お施主様がこの光を眺めながら過ごす、これからの毎日を想像すると、こちらまで幸せな気持ちになりました。一つひとつの選択にご家族の想いが宿っているのだと、あらためて感じた瞬間です。
「終わり」ではなく、暮らしの「始まり」
私たちにとってお引渡しは工事のゴールですが、お施主様にとっては新しい暮らしのスタートラインです。ここから家具が運び込まれ、笑い声が響き、少しずつ「わが家」になっていく。私たちが一生懸命つくったものが、ご家族の毎日の舞台になっていくと思うと、身の引き締まる思いです。
だからこそ、建てて終わりではありません。お引渡しのその先の暮らしまで思いを馳せて、これからも一棟一棟、心を込めて向き合っていきます。
次回の現場レポートもお楽しみに!
