
こんにちは!
自らの経験を元に『体の健康』『お金の健康』を大切にしている、
静岡県浜松市 創業100年 株式会社野沢建築 4代目代表取締役 野沢理(おさむ)です。
今日は、自然素材の家の「手入れ」についてお話しします。
「自然素材の家って、手入れが大変なんでしょう?」
「無垢の床、水をこぼしたらシミになるって聞いた」
「憧れはあるけど、めんどくさそうで踏み切れない」
相談会で、本当によくいただく声です。
「手入れが大変」の正体は、仕上げの違いにある
まず、正直にお伝えします。
自然素材が一律に「手入れが大変」というのは、正確ではありません。
無垢の床を例にします。
無垢材は、表面の仕上げ方で手間がまったく変わります。
大きく分けると、こうです。
| 特徴・メリット | 注意点 | お手入れ | |
|---|---|---|---|
| オイル塗装・無塗装 | 木の質感と調湿性が一番活きる | 水染みや汚れはつきやすい | 年に一度くらい、オイルを塗り足す手間がある |
| ウレタン塗装 | 表面を薄い膜で覆うので傷や水に強く水拭きもできる | 木の質感や調湿性はオイル仕上げより落ちる | 乾拭きや固く絞った布での水拭き |
つまり「手入れが大変か」ではなく、
「質感と調湿を取るか、手間の少なさを取るか」という選択なんです。
どちらが正解ということはありません。
暮らし方に合うほうを選べばいい。それだけです。

無垢の床|正直なメリットとデメリット
いいところだけをお伝えするのは、フェアではありません。
長所も短所もお伝えします。
| メリット | デメリット |
|---|---|
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正直にお伝えすると、デメリットもちゃんとあります。
ただ、傷や隙間を「劣化」と見るか「味」と見るか。
そこは、住む方の価値観だと思っています。

塗り壁|正直なメリットとデメリット
壁の自然素材といえば、漆喰や珪藻土などの塗り壁です。
| メリット | デメリット |
|---|---|
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ここは、正直にお伝えしておきたいところです。
塗り壁は、材料そのものよりも「誰が塗るか」で仕上がりが変わります。
だからこそ、自然素材を扱い慣れた会社を選ぶことが大事なんです。
浜松の気候で、自然素材はどうなのか
浜松は、夏に湿気が多く、遠州のからっ風で冬は乾燥します。
この寒暖と湿度の差が大きい土地では、調湿性のある自然素材は相性がいいと言われています。
湿気の多い時期に吸って、乾燥する時期に吐く。
その働きが、室内の湿度をゆるやかに整えてくれるからです。
ただし、これも万能ではありません。
調湿には限界があります。
自然素材を入れれば湿気の悩みがすべて消える、というものではありません。
大事なのは、素材の力に頼りきらず、断熱・気密・計画換気とセットで考えることです。
家全体の性能があって初めて、素材の良さが活きます。
そういう家が実際にどうなっているかは、見ていただくのが一番早いと思います。
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まとめ|大変かどうかは、選び方で決まる
① 「自然素材は手入れが大変」は、正確ではない。仕上げの選び方で手間は変わる
② 無垢の床は、質感・調湿を取るか、手間の少なさを取るかの選択
③ 塗り壁は、材料より「誰が塗るか」で仕上がりが決まる
④ 浜松のような寒暖・湿度差の大きい土地は、調湿性のある素材と相性がいい
⑤ ただし素材は万能ではない。断熱・気密・換気とセットで初めて活きる
自然素材は、デメリットもちゃんとあります。
それでも、長所と短所を知ったうえで選んでいただきたい。
私はそう思っています。

「自然素材、うちの暮らしに合うのかな?」
その相談から、いっしょに考えさせてください。
