
こんにちは!
自らの経験を元に『体の健康』『お金の健康』を大切にしている、
静岡県浜松市 創業100年 株式会社野沢建築 4代目代表取締役 野沢理(おさむ)です。
今日は、「住宅ローンの基本と選び方」について、工務店の立場からできるだけ正直にお伝えします。
「変動と固定、どっちがいいの?」
「金利が上がるって聞くけど、今のうちに建てたほうがいい?」
「住宅ローンの話って、誰に聞けばいいか分からない…」
こういったご相談、最近とても増えています。
住宅ローンの3つの金利タイプ
住宅ローンの金利タイプは、大きく3つに分かれます。
| 金利タイプ | 特徴 |
|---|---|
| 変動金利 | 市場金利に連動して定期的に金利が変わる |
| 全期間固定金利 | 借入時の金利が完済まで変わらない |
| 固定期間選択型 | 最初の一定期間は固定、その後変動に切り替わる |
それぞれにメリット・デメリットがあり、「どれが正解」という答えはありません
家族の状況、収入の安定性、将来の見通しによって、最適な選択は変わります。

変動金利と固定金利、それぞれのメリット・デメリット
変動金利のメリット
固定金利に比べて当初の金利が低い。
月々の返済額を抑えやすいため、手元資金に余裕を持ちやすい。
変動金利のデメリット
金利が上昇すると、返済額が増える。
将来の返済額が確定しないため、長期の家計計画を立てにくい。
固定金利のメリット
借入時の金利が完済まで変わらないため、返済額が確定する。
教育費や老後資金との並行計画が立てやすい。
固定金利のデメリット
変動金利に比べて当初の金利が高い。
金利が下がった場合に恩恵を受けにくい。

2026年の金利動向と注意点
日銀は2024年3月にマイナス金利政策を解除して以降、2024年7月・2025年1月・2025年12月と段階的に追加利上げを行い、政策金利は約0.75%まで上昇しました(2026年4月時点)。
これに伴い、変動金利も実際に上がり始めています。
固定金利は長期金利の上昇を受け、すでに2023年頃から緩やかに上昇しています。
「とりあえず変動を選んでおけば安心」という時代は、変わりつつあります。
ただし、ここで大切にしていただきたいのは、金利の数字だけで判断しないということです。
住宅ローンで最も重要なのは「返済を続けられるか」。
変動金利を選ぶ場合は、金利が上がっても返済できる余裕があるかを確認する。
固定金利を選ぶ場合は、当初の返済額が家計を圧迫しないかを確認する。
どちらを選んでも、「最悪の場合でも返し続けられるか」を基準にしていただきたいんです。
工務店の立場から伝えたい「お金の健康」
ここからは、住宅ローンの専門家ではなく、工務店の社長としてお伝えします。
私が日々の家づくりで感じているのは、「借りられる金額」と「返し続けられる金額」は違うということです。
銀行の審査に通った金額が、必ずしもその家族にとって適正な金額とは限りません。
35年間、毎月返済を続ける。
その間に、子どもの教育費がかかる時期がある。
車の買い替えもある。
突然の出費もある。
住宅ローンの返済で生活が苦しくなると、せっかくの新しい家でも幸せを感じにくくなります。
私は「お金の健康」という言葉を大切にしています。
無理のない資金計画で建てた家で、ゆとりのある暮らしを送る。
30年後に「この家にしてよかった」と思える。
それが、工務店の立場から考える「住宅ローンの正しい選び方」です。
住宅ローンの具体的な金利比較やシミュレーションは、ファイナンシャルプランナー(FP)や金融機関への相談をお勧めします。
野沢建築でも、資金計画の相談会でFPと連携したサポートを行っています。
→ [野沢建築の家づくりの流れはこちら]
→ [性能と価格(CRIE)はこちら]
まとめ
① 住宅ローンの金利タイプは「変動」「固定」「固定期間選択」の3種類
② 変動は当初の返済額が低いが金利上昇リスクがある。固定は返済額が確定するが当初負担が大きい
③ 2026年は金利上昇局面。「絶対に変動が得」という時代は変わりつつある
④ 金利の数字より「最悪の場合でも返し続けられるか」が最も大切な判断基準
⑤ 「借りられる金額」と「返し続けられる金額」は違う。30年後の暮らしまで考えた資金計画を

「資金計画から一緒に考えたい」
そんな方は、まずお気軽にご相談ください。
