
こんにちは!
自らの経験を元に『体の健康』『お金の健康』を大切にしている、
静岡県浜松市 創業100年 株式会社野沢建築 4代目代表取締役 野沢理(おさむ)です。
今日は、「夏に暑い家と涼しい家の違い」について、できるだけ分かりやすくお伝えします。
「高気密・高断熱って冬のためじゃないの?」
「エアコンをつけているのに、2階が暑すぎる…」
「新築なのに夏が辛いって、どういうこと?」
こういったご質問、相談会でとても多くいただきます。
結論から言うと、夏の暑さ対策は「エアコンの性能」ではなく「家の性能」で決まります。
「高断熱は冬のもの」は誤解
「高気密・高断熱って、冬を暖かくするための性能でしょう?」
正直にお伝えすると、これはよくある誤解です。
断熱とは「熱の移動を防ぐ」こと。
冬は室内の暖かい空気を外に逃がさない。
夏は外の暑い空気を室内に入れない。
つまり、高断熱の家は夏も涼しいんです。
身近な例で言うと、魔法瓶(ステンレスのマイボトル)を思い浮かべてください。
冬は温かい飲み物が冷めない。
夏は冷たい飲み物がぬるくならない。
同じ「断熱」という仕組みで、保温と保冷の両方を実現しています。
家の断熱も、これと同じです。
冬を暖かくする性能は、夏を涼しくする性能でもある。
熱を「中に入れない・外に出さない」という働きは、季節を問わず効くということです。

夏に暑くなる家の3つの原因
夏に室内が暑くなる原因は、大きく3つあります。
① 窓からの日射熱
夏に室内に入る熱の約7割は、窓から入ると言われています(環境省データ)。
南面や西面の大きな窓から、直射日光がそのまま室内に入り込む。
これが夏の暑さの最大の原因です。
② 断熱性能の不足
断熱材が薄い、あるいは施工に隙間がある家は、屋根や壁から熱が伝わってきます。
特に2階が暑くなりやすいのは、屋根からの熱が直接伝わるため。
「2階に上がると別世界のように暑い」という家は、屋根の断熱が不十分な可能性があります。
③ 気密性能の不足
隙間が多い家は、外の暑い空気がどんどん入ってきます。
いくらエアコンで冷やしても、隙間から暑い空気が入り続ければ、効率は下がる一方。
電気代だけが上がっていく悪循環になります。

涼しい家をつくる4つのポイント
では、どうすれば夏に涼しい家になるのか。
4つのポイントを整理します。
① 日射遮蔽(にっしゃしゃへい)
まず、太陽の熱を「家に入れない」ことが最優先です。
具体的には、軒(のき)の出を深くする、外付けシェードやブラインドを設置する、Low-Eガラスを採用するなどの方法があります。
ポイントは「外側で遮る」こと。
カーテンやブラインドを室内に設置するだけでは、すでに熱が窓を通過した後なので効果が半減します。
② 高断熱
UA値(断熱性能の数値)を高めることで、屋根・壁・床からの熱の侵入を防ぎます。
野沢建築ではUA値0.46以下(HEAT20 G2水準)を標準としています。
省エネ基準(UA値0.87)の約2倍の断熱性能です。
③ 高気密
C値(気密性能の数値)を小さくすることで、隙間からの熱気の侵入を防ぎます。
野沢建築ではC値0.5以下を標準とし、全棟測定・数値公開しています。
気密性能は、設計値ではなく実測値で判断することが大切です。
④ 計画換気
高気密の家は、計画的な換気が不可欠です。
第1種換気システムを採用することで、給気・排気を機械で管理し、室内の空気を計画的に入れ替えます。
熱交換機能があるシステムなら、外の暑い空気を冷やしてから室内に取り込むことができます。
浜松の夏と家づくり
浜松の夏は、気温だけでなく湿度が高いのが特徴です。
正直にお伝えすると、気温35℃の乾燥した暑さと、気温32℃で湿度80%の暑さでは、体感がまったく違います。
浜松の夏の辛さは、この「湿度」にあります。
だからこそ、浜松の家づくりでは断熱・気密に加えて「湿度管理」が重要です。
高気密の家で計画換気を行い、室内の湿度をコントロールすることで、エアコンの設定温度を上げても快適に過ごせるようになります。
結果として、光熱費の節約にもつながる。
「体の健康」と「お金の健康」が両立するのは、ここに理由があります。
野沢建築の考え方
野沢建築では「夏を快適に過ごせる家」を、特別なオプションではなく標準仕様として提供しています。
具体的にお伝えすると、以下の4つを標準としています。
– UA値0.46以下(HEAT20 G2水準)
– C値0.5以下(全棟測定・数値公開)
– 第1種換気システム(熱交換型)
– 軒の出を深く取った日射遮蔽設計
これらを「オプション」「上位グレード」として別料金にする会社もあります。
ただ、私たちは「夏に快適に過ごせる家」こそが家の基本性能だと考えています。
施工品質は第三者評価機関(ネクストステージ)の審査で全国1位をいただきました。
数字で示せる品質を、創業100年の経験と組み合わせて、毎日の暮らしを支える家をつくる。
これが野沢建築の家づくりの考え方です。
→ [野沢建築の性能・仕様について詳しくはこちら]
→ [施工事例はこちら]
まとめ
① 高断熱は冬だけでなく夏にも効く。「熱の移動を防ぐ」のが断熱の本質
② 夏に暑い家の原因は「窓からの日射」「断熱不足」「気密不足」の3つ
③ 涼しい家をつくるには「日射遮蔽」「高断熱」「高気密」「計画換気」の4点がカギ
④ 浜松は湿度が高いため、断熱・気密に加えて湿度管理が重要
⑤ エアコンの性能より先に「家の性能」を整えることが、夏の快適さの根本解決

「夏でも涼しい家を体感してみたい」
そんな方は、ぜひモデルハウスにお越しください。
