自然素材の家専門 野沢建築

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わたしの建築人生の原点。

こんにちは!

本物の自然素材をつかって「暮らし」「素材」から考える家づくりをしている、
静岡県浜松市 株式会社野沢建築、野沢理(おさむ)です。

わたしの建築人生の原点。そこにあるのは父の姿でした。

野沢理

昨年、私は30歳になり、修行をしていた愛知県より、
実家の工務店 株式会社野沢建築 へ戻ってきました。
現在まで、建築系の高校、建築系の大学へ行き、
大学卒業後の仕事も、住宅の監督、リフォームの営業兼監督など、
建築系一本で仕事をしてきました。

最近、自分を見つめなおす機会がありました。
「なぜ私はこの世界に足を踏み入れたのだろう?」と。

改めて考えてみると、
やはりそこにあるのは幼いころに見た父の姿でした。

私が物心ついた時から、父は実家の工務店で働いていました。
平日は朝早くから夜遅くまで仕事。
休みの日も、打ち合わせがあったり、事務所で仕事をしていたり。
いつも仕事の、仕事人間でした!

子供心に「いつまで仕事しているんだろ・・・。」
と思うこともあるくらいの仕事人間の父でしたが、
その中で今でも覚えている光景があります。

この地方では上棟(建前)の時、餅投げをする習慣があります。
実家が建築業をしているので、よく餅投げに行っていました。

そこには、
これから新しい家ができることで希望に満ち溢れたお施主様がいて、
そのお施主様と楽しそうに話をしている父がいる。
お引渡しをしたOBさんらしき人たちもその場にいて、
また楽しそうに会話をしている。
お客様、職人さんなどとの、
いろいろな人と人とのつながりがある。

家は人生で一番高い買い物であり、多数の方が一度しかできないもの。
ましてや、車とか家電とか出来上がった製品を買うわけではなく、
これから共に造っていくものに対して、父という人を信頼して
任せてくれている。
そして、末永い関係を築いていける。

幼少期よりの病気で、引っ込み思案だった私には、
その「人と人とのつながり」にとても憧れ、
いつか自分もこの世界でこの体験をしたいなと思ったことが、
建築人生の本当の原点だったのかなと今では思います。

現在の私の考え方も、
「人は一人では生きていけない。」
「人と人とのつながりを大切に。」
と、幼い頃見た父の姿が原点になっていると思います。

仕事の話ばっかりになってしまいましたが、
父は、「休みのときは休み!」(・・・当たり前ですが)
とメリハリのある人でした。

「今日は遊園地へ行こう!」
「今度は旅行へ行こう!!」
など、いろいろ連れて行ってもらった楽しい思い出もたくさんあります。

私も今では、一人の娘と一人の息子の父親となり、
幼い頃の楽しい思い出も、今の私の原点となっています。
休日(最近あまり休めていませんが・・・)は、
常に子供たちと一緒にいろいろなところに出掛け、
いろいろな体験をし、良い思い出となってくれていると思います。

そんな父と今では一緒に働いています!
幼いころに見た父の姿そのままに、
存在感があり、憧れていた姿のままです。

父として、また社長として、
時には共に笑い、時には共に悩み、時にはぶつかり。
すべてはお客様の為、会社をよくする為です。

最近新しい取り組みも始め、共に働くことが
お互い今までにはないかなり良い刺激になっていると思います。

今後は社長である父と共に、野沢建築を盛り上げていきます。
皆様に愛され、必要とされる野沢建築を目指して!!

野沢建築は、自然素材をふんだんにつかって、
笑顔のある暮らしを創る、創業83年の地域密着工務店です。

親(父)、子(私)、叔父と大工職人2人の小さな工務店です。
一軒一軒丁寧に、情熱を持って仕事をしています!
こんな私たちで何かお役にたてることがありましたら、ご相談ください。お問い合わせはこちら

著者:野沢理

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